会場は幕張メッセの展示ホール１から７で、総床面積は約４７，２５０平方メートルとなります。出展社数は、５３社。出展小間数は、９３０小間です（いずれも３月２１日現在）。展示されるソフトウェアは、事前に登録されているタイトル数が３０９タイトル、会期当日会場で初めて公表されるソフトウェアを含めますと総出展タイトル数は、およそ４００タイトルになると見込まれます。

また今回は特に、２１世紀最初の、そして１０回目というひとつの節目の開催となります。その記念すべき「東京ゲームショウ２００１春」は、"ゲームが開く２１世紀エンターテインメント"をテーマに、従来のゲーム業界の枠を超えた企業の参加や協力、また、海外企業による新ハードの登場、さらには、携帯型ゲームのタイトルを一堂に集めた携帯型ゲームゾーンの新設の他、今後のコンピュータエンターテインメントソフトウェア業界の方向性を実感していただける、充実した内容となっております。

新ハードの登場やインターネット、携帯電話の普及による通信インフラの充実に伴い、音楽、映画、スポーツ分野との融合が進み、さらなる広がりを見せるコンピュータエンターテインメントの世界は、家族や友人、またインターネットを通じて初めて会話を交わすなど、あらゆる人達がいつでもどこでも楽しむことができる「遊びの文化」の提供を可能としました。

今日まで、コンピュータエンターテインメントの最新情報を体験できる国内最大の展示会としての地位を確立した「東京ゲームショウ」は、世界をリードし続けるわが国の当産業における重要な情報発信の場として、２１世紀以降もその役割を担い、業界の発展と同時に「東京ゲームショウ」もさらなる飛躍に努めてまいりますので、変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

ジャンル別では、前回開催より順位の変動はありませんでしたが、アクション、シミュレーション、レーシングが、それぞれ対前回比で６ポイント、３．２ポイント、１．７ポイント増加の割合を示した一方、他のジャンルの割合が減少となりました。また、"ジャンルの融合化""新たなジャンル開拓" によって、どのジャンルにも属さないその他も、依然大きな割合を占めています。