10月9〜11日(9日はビジネスデー)に幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ '98秋」は、3日間連続の快晴のもと、大勢のゲームファンやご家族連れのご来場をいただき、楽しさと興奮のうちに最終日を迎えました。
この日の来場者数は5万5450人、会期3日間を合計すると15万6455人。これは前回「東京ゲームショウ '98春」を上回り、4回連続の動員記録更新となりました。
3日間で15万6455人が来場
最終日の11日、この日も開場前から2万8000人の熱心なゲームファンが列をつくり開場を待ちました。このため、10日に引き続き11日も開場時間を30分繰り上げました。
午前9時30分、人々はゲームの楽園へ行進開始
イベントスペースでは11時から、話題のクリエイターが出演する恒例の人気企画を開催。今回は『危険なクリエイター・トークバトル』と題し、株式会社メディアワークス電撃総括編集長・塚田正晃氏の司会のもと、株式会社ワープ代表取締役・飯野賢治氏、株式会社カプコン開発本部常務取締役本部長・岡本吉起氏、株式会社コナミコンピュータエンタテイメントジャパン取締役副社長・小島秀夫氏、株式会社セガ・エンタープライゼス第4コンシューマソフト研究開発部長・水口哲也氏、の4人が登場しました。
ファンの期待通りの、毒舌やホンネが飛び交ったトークバトル
この他にもイベントステージでは、出展者による新作発表やゲーム音楽のライブ、トークショーなど多彩なイベントが行われ、多くのファンを集めました。満員の客席の外にも、大勢の観客の姿が見られました。
イベントスペースはいつも超満員
お子さま連れを対象にしたキッズコーナーは、今回も大人気。参加12社が趣向を凝らした夢いっぱいのスペースで、試遊台で遊んだり着ぐるみと戯れたり。場内のステージではゲームキャラクターの着ぐるみショウなどもおこなわれ、子供たちは大喜びでした。
最新ゲームを、友だちよりも先にマスター
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着ぐるみは子供たちの人気者
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そして10月11日(日)17時、「東京ゲームショウ '98秋」は、大盛況のうちに3日間の会期を終了しました。
「東京ゲームショウ '98秋」のテーマは、「ゲームパワー、見せてあげる」。多様な才能の作り出すさまざまなゲーム、そのエネルギーが多くの人々に活力や夢を与え、そしてまた新たな才能の登場を呼び起こす。そうした「パワー」を、来場者の皆様に感じていただけたことと思います。
次回の東京ゲームショウで再びお会いすることを、心よりお待ちしております。
そしてまた、ゲームの明日へ向かって。会場をあとにする来場者