10月9日(金)、「東京ゲームショウ '98秋」が幕張メッセで開幕しました。本日9日は業界関係者に向けた「ビジネスデー」、10日、11日は「一般公開日」です。
開会式では、まずCESA上月景正会長から、「日本から世界へのコンピュータエンタテインメント発信基地として、東京ゲームショウはさらなる発展を目指します」と開会の挨拶。
そして通産省・原山保人情報処理振興課長の来賓挨拶に続いて、CESAイベント委員会・襟川恵子委員長の開会宣言とテープカットが行われました。
このテープカットから開かれる、TVゲームの未来の世界
92社の出展者、総出展小間数は1481小間と、これまで最大の規模で開催された「東京ゲームショウ '98秋」。素晴らしい日本晴れに恵まれた開会日は、早くも熱心な来場者がつめかけ、ゲームの新しい流れへの関心の高さを証明しました。
史上最大規模の東京ゲームショウ '98秋、その会場全景
午後のイベントステージでは、バンダイ・山科誠会長とセガ・エンタープライゼス・入交昭一郎社長による基調講演が行われました。
バンダイの山科会長はパソコンに代わる新スタイルの携帯情報端末「Wonder Swan」を、セガの入交氏は、期待の128bit機「ドリームキャスト」をと、それぞれ自信の新ハードをお披露目し、来場者の大きな関心を集めました。
バンダイ・山科会長、手には新デジタルデバイス「スワン」
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"ドリキャス"へのホットな期待に沸いた、セガ・入交社長の講演
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毎回好評、ビジネスデーのコンパニオン・コスチュームコンテスト「ベストコスチューム in TOKYO GAME SHOW '98 AUTUMN」がイベントステージで開かれました。各出展者コンパニオンのコスチュームをユニフォーム部門とキャラクター部門の2部門で審査。各部門の優勝者および準優勝者のコスチューム写真は、めぐり合い広場でパネル展示されます。
ユニフォーム部門、準優勝のマイクロソフト/インテル(左)と、優勝のナムコ(右)
また恒例の技術戦略説明会をはじめ、教育機関のための『第2回CESA人材育成シンポジウム』、および『CESA International Meeting』の3つのCESA主催イベントも併催され、盛況のうちに第1日目を終了しました。来場者数は21,723人でした。
10日(土・祝)、11日(日)は一般公開です。皆様、ぜひ東京ゲームショウへお越しください。