2001年3月31日
【速報】「東京ゲームショウ2001春」2日目開催
寒さに負けない熱気で開場を待つ人々 |
3月30日(金)、千葉・幕張メッセで開幕した「東京ゲームショウ2001春」。2日目の今日は真冬並みの寒い一日となり、季節はずれの雪が舞うほどでした。しかし、全国から集まってきたゲームファンたちは、寒さに負けない熱気でこの日の開場を待っていました。 |
開場直後。お目当てのブースに向かって! |
人気商品には長い行列ができていました |
通信を利用したゲームが注目されていました |
最新ソフトを体験できるコーナーはどこも好評です |
恒例となったイベント「危険なクリエイタートークバトル」は、午前11時から開催されました。カプコン・岡本吉起氏、コナミ・今村哲裕氏、キャメロット・高橋宏之氏と高橋秀五氏の4人のクリエイターが出席。電撃ゲーム誌統括編集部長・塚田正晃氏が司会を勤め、本音のトークが繰り広げられました。
テーマは「2001年、新ハードと通信でゲームはどうなる?」。「カプコンはXboxでかなりデカいプロジェクトを考えています。アレとか、アレとアレとか」と岡本氏が言えば、今村氏も「Xbox発売と同時に何か出したいと考えています」と語り、高橋宏之氏は「京都の四角いやつ(笑)で考えてます」と言うなど、微妙な最新情報が次々と飛び出して、会場を湧かせていました。
90分に及ぶイベントでしたが、うち30分は来場者からの質疑応答にあてられ、さまざまな質問が飛び交いました。「日本の通信費の高さについてどう思いますか?」という質問に、今村氏と岡本氏は「もっと安くなるべき、今のままではダメ」と答えたのに対し、両高橋氏は「安くないからこそ作り手の工夫が問われる、制約があるからこそ可能なこともあると思う」と答えるなど、普段はなかなか聞くことができないクリエイターのトークに来場者も満足そうでした。 |
ハイテンションな岡本氏と、物静かな今村氏 |
「社内では高橋兄弟と呼ばれています」という高橋両氏 |
この3日間、イベントステージではさまざまなイベントが行われますが、中でも注目したいのが4月1日(日)の午後4時にスタートする「輝け!ベストコスチューム
in TOKYO GAME SHOW 2001 SPRING」です。各出展社のコンパニオン・コスチュームの人気投票を行うもので、第2ホールと第6ホールにコスチュームのパネル展示と投票コーナーがあります。皆さんの投票をお待ちしております。
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本日午後3時からは「テレビゲームの未来を考える」という特別フォーラムが開催されました。出席者は、精神科医の香山リカさん、エッセイストの見城美枝子さん、お茶の水女子大学教授の坂元章氏、株式会社ティーアンドイーソフト代表取締役社長(CESA理事)の横山俊朗氏、作家で評論家の渡辺浩弐氏、そして慶應義塾大学教授の相田洋氏です。それぞれの立場から、テレビゲームの歴史と現状、今後についてのパネルディスカッションを行い、ゲームファンにはとても興味深い内容となりました。
このパネルディスカッションの様子は4月20日(金)、NHK総合の「金曜フォーラム」で放送される予定です。どうぞお楽しみに。 |
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この日の入場者数は3万8639名でした。明日はいよいよ最終日ですが、盛りだくさんの展示やイベントで皆様をお待ちしています。
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